【手話習得までの軌跡】

薬剤師が手話を習得するまでの道のり ~感じたことや出会い、あれこれ思いついたこと等々を書き留めておく雑記・夢ブログです~

先日の講座について③

先日の講座は自分の中ではとても大きな講座だった

と感じます。


同時に高校時代の記憶もよみがえりました。


私のずっと、頭に残っていた光景。
引っ掛かっていたこと、、、


私の高校の先生の話です。


担任ではありませんでしたが、私のクラスの数学の

担当で、授業はもちろん、わからないことがあれ

ば、質問しに行くと丁寧に教えてくれる先生でし

た。


もともと眼鏡をかけていたのですが、いつからかそ

れが黄色いレンズになったことを覚えています。


その後、私は卒業し大学へと進学しました。


そんなある日、街中で久しぶり先生を見かけたので

す。


街中で白丈をもち、黄色いレンズの眼鏡をかけて、

付き添いのかたに手を引いてもらっている姿でし

た。


いま思うと、あの黄色いレンズは遮光目的だったのだと。
(講演で、盲者は光や反射がとても眩しく視界の妨げになるのだと言っていました。)


教壇でよくつまずくのも、すぐにペンが探せなかったのも、視力が徐々に失われていたのだと。
(盲者は、徐々に視力がかけていく人が多いとも、言っていたと思います。)


今となっては、遅いですが、先生の目線にたつこともせずに過ごしていたのだなと思います。

無知は罪。そうかもしれません。

自分が見えてる考えてる世界が全てではないこと、改めて考え直そうと思いました。


- 今回の勉強した手話表現-


・愛知県・
→左手を親指を立てて握り、右手を開いて手のひらを左手の親指の上で回す
(右手で左手の親指を撫でる感じ)


(参考元:第3版「手話を話そう 手話で話そう」資料ページ ー 発行:社会福祉法人 全国手話研修センター 発売:一般財団 全日本ろうあ連盟ー)